<美容液> アスタリフトホワイト エッセンス インフィルト



アスタリフトホワイト エッセンス インフィルト(美白美容液)
30ml 7,000円+税



全成分

有効成分
リン酸L-アスコルビルマグネシウム
グリチルリチン酸ジカリウム

その他の成分
コラーゲン・トリペプチド F・水溶性コラーゲン液・アスタキサンチン液・N-アセチル-L-ヒドロキシプロリン・ツボクサエキス・水溶性ツボクサエキス・酵母エキス(3)・天然ビタミンE・大豆リン脂質・BG・濃グリセリン・ペンチレングリコール・
アルカリゲネス産生多糖体・ベタイン・ジグリセリン・DPG・ピロ亜硫酸Na・エタノール・POE水添ヒマシ油・オレイン酸ポリグリセリル・ショ糖脂肪酸エステル・グリセリン・フェノキシエタノール・香料・粘度調整剤・pH調整剤



大人の女性に人気の美白美容液です。

ちらっと触れましたが、アスタリフトシリーズは市販の化粧品の中では皮膚科学に基づいたかなり科学的な製品です。

成分を見て行きます。


美白成分の主は

リン酸L-アスコルビルマグネシウム


美白兼保湿、細胞賦活などのアンチエイジングで

酵母エキス

です。

メーカーさんのホームページによると、「シミの骨、アプローチ」などとあり、新しい発想のアプローチかと思いきや美白成分は多くのメーカー、製品で採用されているメジャーなビタミンC誘導体、しかも優秀なタイプではありますがそれほど新しい型というわけでもありません。

医薬部外品のためリン酸L-アスコルビルマグネシウムの表記となっていますが、「アルコルビルMg」のことです。

生体内で酵素によって分解され、はじめてビタミンCとして機能するので高い安定性が魅力です。


*ざっくり乱暴に解説 医薬部外品とは?
効果を謳えない化粧品と効果を謳える医薬品の中間扱いのもの。定められた有効成分が定められた濃度含まれた製品で厚生労働省に申請し、書類審査をパスしたものだけが医薬部外品となります。有効成分が含まれていても定められた濃度でなければ、(つまり、濃くても薄くても)医薬部外品にはなりません。また、厚生労働省に申請しなければ医薬部外品ではありません。


酵母エキスは最近プチ流行している成分ですが、保湿、細胞賦活、メラニンの生成を抑えるタイプの美白作用を持つといわれています。

ただ、個人的には薬剤やビタミン類、タンパク質のカタマリ(酵母もタンパク質を含んでいる)に比べると、働きが穏やかというか、存在感が薄いように思います。濃度にもよるのかもしれませんけれど、含まれていてもあまり存在を感じないのですよね。


保湿成分は、
コラーゲン
トリペプチド F
水溶性コラーゲン液
N-アセチル-L-ヒドロキシプロリン
BG
濃グリセリン
ペンチレングリコール
アルカリゲネス産生多糖体
ベタイン
ジグリセリン
DPG

美白美容液の割りに、種類はかなり入っています。
強いのはコラーゲンと水溶性コラーゲン液くらいで、あとはちょっと心もとない印象です。


抗老化剤は保湿を兼ねているものもありますが、

アスタキサンチン液…コラーゲンやエラスチン(コラーゲンを支える線維)の隙間を埋めるヒアルロン酸の産生促進。真皮にまで成分が到達しにくいので経口摂取(サプリメント)の方が効果的なのでは、という話もあります。
N-アセチル-L-ヒドロキシプロリン…抗酸化作用。中でも、シワの生成に関わる活性酸素を除去
ツボクサエキス…皮膚細胞の再生促進、消炎作用
水溶性ツボクサエキス…同上

と、いった具合。


うーーーーーん…。


とても、有効な成分を多く含んでいて科学的なんですけれど、「美白美容液」という割りには美白以外の成分もかなりの種類入っていて、なんだか印象がぼやけます。はっきりしません。

何かに似ている。

なんだろう…。


(ーヘー;)え〜と...

゜∀゜!!


これだ!!

先日UPした、フィヨーレ Fプロテクト ヘアシャンプー リッチ 300ml です。


組成上は素晴らしいし、目指した場所もよく分かる。

でも、実際の働きはどうだろう…?

多くの成分を含みすぎちゃって、ひとつひとつの成分の含有量はかなり下がっていると思うのです。

美白美容液ならなぜ他の美白成分を含まなかったのか、ちょっと不思議な感じなのです。

だって、7,000円(税抜)の美容液ですから。

美白に特化すれば、もっとすごい成分を含むことができたはずではないかと。


この後UPする予定なのでちょっとフライングなのですが、

こちらのシリーズ、化粧水とクリームには有効成分としてアルブチンを含むのですが、美容液にだけは入っていないのですよね。それも不思議なのです。いや、アルブチンが素晴らしい成分というわけではないのですが…。


結論。

「美白美容液」というより「総合美容液」という感じがいたします。


使い続けることでシミやソバカスを予防する効果は期待できると思うのですが、シミを積極的に薄くしたいという方には物足りないかもしれません。

使用感を調整する成分も入っているので、使用感も悪くないと予想しますが、成分を見るかぎりでは使い続けることでお肌が変化していくのを実感できる、というタイプでもないような気がします。

お値段がお値段なだけに、積極的な効果を求めてこの製品を選んだ場合はちょっと期待外れかもしれません。

シミ・ソバカスの予防、老化予防など総合的に予防的な美肌ケアを目的とするなら、含んでいる成分は少し古めではあるけれど、ほぼ完璧だと思います。ただやっぱり、それだとちょっとお値段が高いような気がしないでもありません。


なんだか、モヤっとしたことを書いています。

モヤっとした印象の製品です。



アスタリフトホワイト エッセンス インフィルト(美白美容液)
30ml 7,000円+税



主観的な評価

満点は★5つ
機能 ★★
使用感の予想 ★★
コストパフォーマンス ★
----------------------------------
総合 ★★


シミを薄くするために化粧品を選ぶなら、まずお勧めしたいのは美白化粧品でなく「ピーリングソープ」です。

ピーリングは余分な角質を落とすと同時に、メラニンの排出を促し、コラーゲンの産生を促進することも分かっています。

ピーリングはアンチエイジング&シミ・ソバカス対策の基本的なケアに成り得ます。

皮膚科での本気ピーリングは何かとリスクもありますが、ご家庭でのマイルドピーリングならそれほど大きなリスクもありません。

AHA(グリコール酸、フルーツ酸など。同時に含むこともあります)5%〜7%の洗顔料をよく泡立てて、肌のコンディションに合わせて週に数度〜毎日使います。

酵素もアリですが、やっぱりAHAの方がおすすめなように思います。

現場の感覚ですが、酵素洗顔の方が効果の個人差が大きく、どうも安定しない印象です。

ローションタイプ、リキッドタイプは手軽で効果が高いように思われがちですが、肌表面をおおいに傷め、場合によっては真皮までも傷めるのでお勧めしません。

面倒だと思いますが、固形か粉末状の洗顔料を刷毛やネットでモコモコになるまで泡立てて使うのが一番です。

ピーリング剤を取り入れると、保湿が十分でないと肌が乾燥します。

20日にお送りしたメルマガでもちらっと触れましたが、アプローチの異なる複数の保湿剤を含む美容液でのお手入れが理想です。それか、超強力か強力な保湿剤を単体高濃度で含む美容液も良いです。

最もコストを下げた、シンプルなスキンケアで最大の効果を出すのなら

ピーリング剤 + 保湿特化美容液

かな、と思います。


年齢や季節によるお肌の悩み、基礎化粧品の見直しをお考えならぜひご相談ください ^-^