【変態エステティシャンが本気出す】100均コスメで組む最上スキンケアライン〜ダイソー編〜


先日ブログを書いているときにふとわきあがった、もんのすごく制限された状態でスキンケアラインを組んでみたいという欲求。

早速やってやりましたよ。

やるべきことを堂々と後回しにして!


普段店でフェイシャルエステに使う化粧品は、化粧水2種(どちらか)、美容液4種(全て使う場合アリ)、クリーム2種(どちらか)で、製品価格にして合計3〜4万円ほど。

お客様から承っている化粧品の見直しのご予算で多いのが、月約5千円から1万円程度なので、製品価格にして合計1万円〜2万円程度。

ここにきて、100円均一アイテムですべて組んでやろうという一見無謀な目論見です。



ええ、最高に楽しかったですとも。あ フヒヒ



しかも、製品種類が多い店舗をわざわざ探してまで見てきました。

店舗によって置いている商品が違うのですよね。

1軒目は店頭にあった製品の種類が少なすぎて、しかもあまりにもダイナミックな組成のものしかなくて、これではさすがに無理だと思ったんです。

でもありましたよ! 充実しているところが。

化粧品コーナーを隅から隅まで見渡して、成分を全部見てきました。

そのうえで選ぶ、最上スキンケアラインです。



発表。


【化粧水】 D ローションQ 108円
全成分
水・BG・DPG・PEG-60水添ヒマシ油・ユビキノン・キハダ樹皮エキス・クエン酸・クエン酸Na・EDTA-2Na・フェノキシエタノール・メチルパラベン・エチルパラベン


【美容液】 DエッセンスHSH(美容液 ヒアルロン酸+スーパーヒアルロン酸)108円
全成分
水・BG・ヒアルロン酸Na・アセチルヒアルロン酸Na・メチルパラベン・フェノキシエタノール


【クリーム】DC保湿ゲルクリーム(コラーゲン)108円
全成分
水・BG・グリセリン・スクワラン・加水分解コラーゲン・水溶性コラーゲン・グリチルリチン酸2K・ジメチコン・カルボマー・キサンタンガム・ポリソルベート20・(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30)クロスポリマー・水酸化K・クエン酸Na・クエン酸・トコフェロール・EDTA-2Na・フェノキシエタノール・メチルパラベン・エチルパラベン・プロピルパラベン

スキンケアの基本である「保湿・潤いUP」を要に、化粧水でちょっとアンチエイジング(老化予防)も狙えたならいいなぁ…という目論見で組みました。

あまり細かく書こうとするとpassを付けてやらないといけない内容になるので、ざっくり解説を。


化粧水に含まれる美容成分はBG・DPG・ユビキノン・キハダ樹皮エキスです。

その名のとおり、「コエンザイムQ10」が含まれています。

コエンザイムQ10(表示名はユビキノン)は医薬品成分名ユビデカレノン、人間の体内にも存在する補酵素のひとつで強い抗酸化作用を持ち、活性酸素を除去して老化予防に効果があるという成分です。

キハダ樹皮エキスはオウバクなどの樹皮から抽出される植物エキスで、消炎、抗菌作用などがあるといわれています。

保湿成分が吸湿性によって保湿するBG、DPGだけですので、保湿力はあまり高くありません。


美容液は保湿特化型の美容液です。

美容成分はBG、ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na。

他には水は基材、メチルパラベン・フェノキシエタノールは防腐剤、成分表示はこれらのみです。

市販のそれなりのお値段の美容液は、美白剤やら抗老化剤やら、多くの種類の美容成分がたくさん入っていて、1成分あたりの含有量は少ないタイプが多いのですが、潔い組成で、エステで使う業務用美容液の発想に少し近いものがあります。突き詰めていくと、美容液はこういうシンプルなものの方が効果的だし、使いやすいです。

ヒアルロン酸は高い保水力が魅力的な優秀な保湿剤です。特に、ヒアルロン酸Naをアセチル化したアセチルヒアルロン酸Naは角質を柔らかくする効果があり、なじみがよく、ヒアルロン酸の弱点である「ぺったりした使用感」をカバーしてくれます。

まさか、108円でこのタイプの美容液があるとは思わなんだ。

質感から予想するに、ヒアルロン酸の濃度自体は薄めかな、とは思いますけれど。

だって108円だもん。文句言えない。


クリームは保湿の仕上げをしてくれると思います。

美容成分はBG・グリセリン・スクワラン・加水分解コラーゲン・水溶性コラーゲン・グリチルリチン酸2K。

同じレーベルで「ヒアルロン酸タイプ」もあったのですが、さらっとした質感でなかなかの保水力があるコラーゲンの方を合わせました。スキンケアの最後に使う仕上げのものにヒアルロン酸が入ってるとベタツキが気になったり、化粧ノリが良くなかったりするので。

コラーゲン=ハリ のイメージがあるかもしれませんが、化粧品に含まれるコラーゲンは人間の真皮にあり、肌を支える役目を担うコラーゲンとは同化しません。コラーゲンは保湿成分のひとつです。

そもそも、基本的には化粧品の美容成分は真皮まで到達しません。最先端の美容成分だと理論的には美容機器なしに真皮まで到達するというスゴイのもいますけれどね。大多数の成分は表皮までと思ってよいと思います。

グリチルリチン酸2Kについてはこちらで詳しく書きました。

皮脂となじみよく、優れた油分であるスクワラン、肌表面に膜を張ってしっとりなめらかな質感にするジメチコンもしっかり入っているので水分量と油分量をバランスよく整えてくれる効果を期待します。



あくまでも、「100円ショップ縛り」で考えた最上のスキンケアラインであり、おすすめのスキンケアというわけではありません。

あえて心配なところを挙げるとすれば、一般的な製品に比べると、長期の輸送や保管に備えてか全体的に防腐剤がしっかりめな印象があります。

また、クリームに含まれる水酸化K(アルカリ剤)は刺激が強い成分で(アルカリ剤だからね)、現場の経験からいってもけっこうヒリヒリ感が出る人がいると思います。成分表示順からいくと、それほど高い濃度ではないと思うのですけれどね。使ってみて問題なければ全然OKですけれど、化粧品によって湿疹や赤み、ひりつきが出やすい人はパッチテストしてからお試しを。


予算の関係で普段のスキンケアに美容液を使えてない人は、この美容液は試してみても良いと思いますよ。

お使いの化粧品にもよりますけれど、場合によってはびっくりするぐらい翌日潤っているということが有り得ると思います。



急な外泊で手元に化粧品がなく、懐も寂しいとき。

のっぴきならない事情で基礎化粧品の予算を限界まで抑えたいとき。

お役に立てると幸いです。

そして、ダイソーさんありがとう。




こうやって、限られた製品と価格のなかで効果を求めるためには何を使うか、ということを実際に考えてみると、キレイでいるために一番大切なことは、やっぱり「どれだけお金をかけられるか」ということではないなと思います。

もちろん予算が潤沢な方が選択肢は多いし、効果も高いものが多いですけれどね。

先月のメールマガジンでも書きましたが、一番は熱意、あとはちょっとの工夫かな、と思います。




100円ショップの化粧品コーナーで、両手に化粧品持って成分表示を凝視するオバサン…。

傍から見たらイカン人だと思うんです。


ハッと我に返って

何をやっているんだ… 一体…∑(゚□゚;)


と、思わないこともないけれど、これも熱意の一種。




店員さん、ごめんなさい。

他のお客様で棚を見たそうな方がいたら迅速に移動するので許してください。



さあ、次の100円ショップだ!!!(反省していない)




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皮膚科学に基づいた美容理論でフェイシャルエステを提供しています。
また、毎日お使いの基礎化粧品について目的やご予算に応じた見直しを無料で承っております。
化粧品見直しってどういうこと? → こちらをご覧ください



私は札幌市にいます。